昨日の事ですが、
私には我が家から1キロ余り離れたところに住んでいる85歳になる伯母がいまして、
その伯母が裏の駐車場の陽だまりに小さくしゃがんでいたんです。
最初どこかのおばあさんが休んでいるんだと思っていたのですが、
次に見た時もまだしゃがんだままだったんで
不審に思い近づいたら伯母だったというわけです。
それだけならなんということはないのですが、
なぜ長い時間そこに座っているのか訳を聞いて驚きました。
なんと伯母は通りに面してない駐車場でタクシーを待っているというんです。
それも流しのタクシーを…(汗)
こんなちっぽけな桑名に流しのタクシーが昼日中に走っているわけもなく、
表通りで待ってるならともかく奥まった駐車場じゃだけも気づかない!
伯母はお子さんがなく車の免許もなく携帯電話も持ってません。
どこへ行くにもご自分の足だけが頼りです。
85歳にしては矍鑠とした足取りで
とてもその年齢には見えない歩き方ですが、
その日はさすがにお疲れになっていたのでしょう。
それならそれで我が家へ来て乗せて行ってくれと言ってくれればいいものを、
駐車場で私に気づいてもらうのを待っていたようなんです。
何を遠慮することがあるもんですか、
昔の様に気軽に振る舞ってくれればいいもを、
小さくしゃがんでこちらを見ながら待ってる姿を思い目頭が熱くなりました。
送って行った病院の前で何度も頭を下げて礼を言う伯母に返す言葉も見つからず、
ああ、私の両親が生きていたら伯母もこんなに遠慮せずいたんだろうなと、
私を気遣てくれる伯母の思いに胸が痛くなりました。
伯母さん、今度病院だけじゃなくどこか行きたいところがあっらた電話してね
親父の代わりだと思って気軽に使ってね。